足底筋膜炎のセルフケア・ツボ押し棒でマッサージするのは良い?

朝の一歩目に足の裏に走る激痛。歩いていると徐々に増す足底の痛みなど足底筋膜炎(足底腱膜炎)を患っている方は毎日のように足の裏に痛みを感じています。湿布や塗り薬を塗ったりしても治らず痛みを長く感じている人は数か月から数年痛みを患っている方も多くいらっしゃいます。
インターネットにも様々なセルフケアが紹介されており、足裏をマッサージすることも良いと言われています。マッサージをするのは指が疲れてしまうためツボ押し棒を使用しマッサージをおこなうかたもいらっしゃることでしょう。ツボ押し棒でグリグリとマッサージをすると気持ち良いし、スッキリした感じがするので積極的におこなっている方もいると思います。
足底筋膜炎(足底腱膜炎)に対してツボ押し棒でマッサージするのは良いセルフケアなのでしょうか?

ツボ押し棒を使ったようなマッサージはおこなわないほうがよい

結論から言いますとツボ押しマッサージを使用したマッサージは行わない方がよいです。ツボ押しマッサージを使用しゴリゴリと強めに土踏まずをマッサージすると気持ちよく、終わった後はスッキリとして足裏が軽くなったような感じがするのでなんとなく足裏には良いように感じることと思われます。

しかし、それが返って足底筋膜炎(足底腱膜炎)を悪化させている可能性もあります。

足の裏を通る足底筋膜が硬くなっていることが足底筋膜炎(足底腱膜炎)の原因の一つと言われていますが、足底筋膜が硬くなることが悪いのではなく、足底筋膜を余計に硬くしてしまう原因が他にあります。
足底筋膜は立っている時、歩いている時など体全体を支えないといけないためある程度張っていないといけない組織です。その部分をゴリゴリとマッサージで緩めてしまうと返って足底筋膜に負担をかけることになってしまいます。
足底筋膜を硬くしてしまう原因は
・足を形成する足根骨のゆがみ
・体幹のゆがみ
・重心軸のアンバランス
などがあげられます。

そのためこれらを改善しない限りツボ押し棒でマッサージしても張っていないといけない足底筋膜が緩んだ状態ではにさらに負荷がかかりなかなか治らない足底筋膜炎になってしまう可能性があります。

マッサージはクリームをつけておこなうのがお勧め

足底筋膜炎の原因の一つに足底に老廃物、疲労物質が溜まって痛みを引き起こしていることがあります。老廃物を流して栄養ある血液の循環を促すことは足底筋膜炎の痛みの改善には大きくつながります。足裏のマッサージはツボ押し棒などでゴリゴリやるのではなく、クリームをつけて老廃物を流すように滑らすようにおこなってください。
詳しいやり方は下記の動画を参考にしてみてください。

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