足底筋膜炎、治療をしても痛みが改善しない理由とは?

「朝起きたときの一歩目が痛い」「電車で立っていると痛くて辛い」などという症状を足底筋膜炎の方は訴えます。歩く・立つという動作は日常生活を送るうえで必ずしなくてはいけない動作であるため毎日痛みを感じることになります。一刻も早くこの苦痛から逃れるためにもと思い、整形外科や整骨院、その他の治療法を色々やってみたけどなかなか治らないという方もいることでしょう。
当院へ足底筋膜炎で来院する患者さんはとてもたくさんいます。劇的に改善する方もいればお時間がかかる方もいます。整形外科で足底筋膜炎と診断されても足底筋膜炎による痛みが根本原因でなかったり、他の要因も絡んでいたりと、足裏の痛みは奥が深いためお時間がかかるケースもあります。私がたくさんの足底筋膜炎を治療する中で治りづらい方の共通点がありました。これはご自分でも対策ができるのでぜひおこなってみてください。

治りづらい足底筋膜炎の方は糖質過多の人が多い

治療をしてもなかなか痛みが緩和しない方は「糖質過多」の生活を送っている人が多いです。これは体重が重くなるからという理由ではなく、糖質過多だと痛みを起こしやすい状態になるからでづ。かつ治癒が起こりづらい体なのでいつまでたっても痛みが緩和しない状態が続きます。

糖質過多の人の1番進んだ状態が糖尿病です。糖尿病の方は様々な合併症があり足の壊疽(足先が腐ってきて切断しないといけない)や失明することもあります。糖尿病の方は血液は濃い砂糖水のようにベタベタした状態であるため血液が毛細血管までいくと詰まりやすくなり、詰まってしまうと血液による栄養の供給が遮断されてしまいます。結果、足の壊疽がおこったり、目に栄養がいきわたらなくなり失明したりします。
糖尿病でなくても糖質過多の生活を送っている人の血液はベタベタした血液であるため、毛細血管が詰まりやすい状態です。足底筋膜に栄養をいきわたらせる毛細血管が詰まってしまうと痛んだ組織が修復せずなかなか治らない状態になります。しかし、体は自然治癒力で治そうという反応が起きます。そのため詰まってしまった毛細血管の流れを良くしようとして血管拡張物質(プロスタグランジン)というホルモンが分泌されます。プロスタグランジンが放出されると血管は拡張し、血液の流れはよくなるのですが、人間にとって「痛い」と感じます。いわゆる炎症反応です。
常に腫れぼったい感じがある人や寝ていたり足を宙に浮かせていてもズキズキするという方は炎症反応が強い状態です。糖質過多による生活で炎症反応が起きやすい体になっている可能性があるため糖質過多に気をつけたほうが良いでしょう。

糖質制限で様々な痛みは緩和する

足底筋膜炎に関わらず糖質制限をすることによって痛みの緩和をできるケースと言うのは多々あります。ほとんどの方が甘いものが癖になっているため本気で痛みを緩和したいのならまずは甘いものの間食をいっさいやめることです。「アメ一個ならいいや」などと思わず砂糖系の甘いお菓子は全部やめてください。「ストレス改善」と言って甘いものを取る方がいますがストレス解消にはなりません。その場のみのストレス解消です。
甘いものを食べ、血糖値を一時的に上げると高揚感があり、ストレスが発散されたような気持になります。しかし、甘いものによって急激に上げた血糖値はインシュリンの働きで急激に下がります。低血糖状態になると人間はイライラしたり、ストレスを感じたりします。そうすると「また甘いものが食べたい」と悪循環に陥ってしまいます。
麻薬とよく似ています。わかっていても辞められない・・・。

足底筋膜炎など体の痛みにお悩みの方はまずは砂糖系の甘いものを止めるようにしましょう。ごはんなどの炭水化物を多くとる方は炭水化物も糖質ですので摂取制限をした方がよいです。1日3食の食事のうち、1回を豆腐にするなど工夫をして糖質制限をしてください。
早い方では1か月で痛み緩和の効果が出てくるといわれています。長い間糖質過多生活を送っている方は3か月程度かかることもあります。現在の痛みを1日でも早く改善したいと考えている方は糖質制限した食生活を心がけましょう。

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