夏場に足底痛を悪化させてしまう理由とは?

歩くたびにズキンと痛む足裏の痛み。朝の一歩目を踏み出すのが恐ろしくなるほどの足裏痛など足底筋膜炎(足底腱膜炎)を患った方は日常生活に支障をおこすほどの痛みを訴えることが多々あります。足底筋膜炎(足底腱膜炎)は数か月で痛みが緩和する人から数年単位で痛みが続く人まで様々です。毎日足の裏の痛みで辛い日々を送っているにも関わらず夏場に足底痛を悪化させてしまうことがあります。夏場に足底痛を悪化させてしまう理由とは何なのでしょうか?

就寝時の冷房、着る洋服に注意

夏場になると熱帯夜が続き寝苦しくなります。多くの方が冷房を入れて寝ていることでしょう。実は冷房を入れて寝ることで足底筋膜炎(足底腱膜炎)を治りづらくしているかもしれません。足底筋膜炎(足底腱膜炎)は足が冷えると治りを悪くしてしまいます。足底は元々心臓から一番離れているため血液循環が悪くなりやすい部分です。この部分が冷えてしまうとさらに血液循環が悪くなり組織の修復が進まなくなります。人間の体は血液が老廃物を流し、栄養素を運んで来てくれて組織を修復します。よくリンパの流れを大事にする人がいますが、組織を修復してくれるのはリンパではなく血液循環です。就寝時に組織の修復がおこなわれると言われています。しかし冷房で冷えて血液循環が悪くなってしまうことで夜の組織の修復が進まなくなり、足底筋膜炎(足底腱膜炎)の改善が難しくなってしまうこがあります。

就寝時にハーフパンツや短パンで寝てしまう人もいますが、ハーフパンツや短パンで冷房をかけて寝てしまったらこれは最悪です!!
ハーフパンツや短パンで寝るとふくらはぎも冷えることになります。夜にハーフパンツや短パンでかつ冷房を入れて寝るとふくらはぎの筋肉は硬くなってしまいます。ふくらはぎと足底筋膜は筋連結しているため、ふくらはぎが固くなると足底筋膜も硬くしてしまいます。結果、足底筋膜炎(足底腱膜炎)を悪化させてしまう可能性もあります。涼しいからといってハーフパンツ、短パンで寝ることが足底筋膜炎(足底腱膜炎)を治りづらくしている原因かもしれません。

人間の体は夏場、体に熱がこもらないよう自律神経は冷えやすい体になります。自然と冬場は保温しやすい体、夏場は放熱しやすい体になります。夏場の放熱しやすい体の状態で冷房で冷やしてしまうと体に及ぼす影響は大きくなります。体の冷やし過ぎには十分注意が必要です。もし冷房を入れて寝るなら絶対にハーフパンツ、短パンで寝るのは控えましょう。足底筋膜炎(足底腱膜炎)が治療していてもなかなか改善しないという方は就寝時の冷えが原因かもしれません。ご自分の生活習慣をもう一度見直してみましょう。

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